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3-8．昭和5年・寛永寺 ← ・ → |
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| こちらの写真は上野桜木にある【寛永寺】の境内での1枚です。 【寛永寺】はの自宅から近いということもあって、幼い時分から兄弟や友人たちと、この境内が遊び場となっていたそうです。 かくれんぼやキャッチボールは当然のことながら、三角ベース（野球）や、戦争ごっご、そして寛永寺ならではの肝試しと、遊びのわんぱく広場となっていたようで、いつも子供達が集まっていたそうです。 【3-24.昭和5年・草野球】に掲載の写真も、まさに寛永寺境内にて野球をしている様子です。 時たま度が過ぎると、お寺の住職さんや、職員の方々に怒られる事もあったそうですが、それもまた子供の時の懐かしい思い出となっているそうです。 今思うと、こうした寛永寺や上野公園、谷中墓地等、広い遊び場がたくさんあってうらやましい限りです。 この時も、三輪車に乗って遊んでいる弟たちを撮ったそうですが、一番後ろに立っているのは隣の家のお兄さんで、前の三人が伯父の弟とたちと近所のお友達のようです。 この頃は境内もとても広く、なんといっても遊びには最適だったそうです。
因みに三輪車に乗っているのが、伯父の弟の三男で、足元は下駄ですね。 そして一番前でお腹を出している小さい男の子が、五男の当時3歳頃の私の父です。 普段生真面目だった父からは想像も出来ない姿です！ 下の写真は現在の寛永寺境内を撮影したもので、社務所や、真ん中ロータリー部分は当時のままですね。
現在は境内の地面も舗装され、松の木が違う樹になった事もありますが、社務所前は綺麗に剪定されている分、昔よりも、なんだかすっきりしている感じがします。 |
