2-16.大正時代・接待 ← ・ → |
||
こちらの写真も前頁同様に祖父が仕事の関係で接待をしている時の写真だそうです。 前頁の屋形船同様に芸者さんらしき姿が見えますが、着物姿の男性が祖父たち勤め先の方々で、ネクタイ姿の方が取引先の方でしょうか? 写真を見ただけでも楽しそうな感じですね。 しかもこの岩場で下駄履きの方も見えます。 「あ〜これは親父の様子からすると大正時代の写真だなぁ〜。 箱根近辺の別荘に行って、取引際の人を接待しているんだろう! あの辺には会社の別荘が何軒かあって、よく芸者さんを招いて接待していたそうだから・・・ 僕も何度か親父に連れられて行った事があったからなぁ・・・」 とのことでしたが、接待される方は良いとしても、接待するほうは大変な事だったでしょうね。
こうした祖父と祖母が知り合って結婚し、上野桜木に新居を構え、その家で伯父が長男として産まれ、私の父も五男として産まれ育ちました。 祖父や祖母の代から写真を撮る機会が多かったことから、新しい新居でも家族写真を撮ることは当たり前のようでした。 またそうした中で育ったからこそ、伯父はカメラを手に入れてからは、惜しげもなく撮り続けたのでしょうね。 |
大正時代の出来事(元年-3年・4年-8年・9年-11年・12年-15年) |