3-28.昭和5年頃・上野動物園 ← ・ → |
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こちらの写真は、当初何処の門か判りませんでしたが、伯父に聞きましたら、 「あ〜これは上野動物園の表門だ!懐かしいな〜。 兄弟みんなで動物園に行く頃には新しくなっていたから、小学校の頃じゃないかな〜」 と申していましたので調べてみましたら、昭和8年まで恩賜上野動物園の玄関口として使われていた表門でした。 上野動物園の表門は5回ほど改装され、写真の表門は二代目です。(明治45年〜昭和8年) 昭和9年に表門は3回目の改装をしましたが、写真中央の柱4本と扉はそのまま移築され、現在は旧正門という名で上野動物園内に建っていました。(左右の丸い屋根はなくなっていました。)
伯父も上野動物園には度々行ったそうで、撮影したのは新しいカメラを手にして最初の頃ということですので、昭和5年と思われます。 行き交う人は大人の方が多く、みなさんトンビやマントをまとい、また門前の桜の樹も枝のみですので、秋から初冬にかけての頃と思われます。 また正面には国旗が掲げられていますので何かの記念日でしょうか? としますと、昭和5年11月末に開催された、第一回動物園祭が開かれた時のものでしょうか? 下は現在の上野動物園の表門で、昔と今は入り口の場所も変わっています。 また近頃は、北海道の旭山動物園が人気のようですが、先日行った時もたくさんの人が並んでおり、まだまだ上野動物園も人気ですね。 この昭和5年以降、上野動物園にはさまざまな動物がやってきたり、サル山なども造られます。 詳しくは【昭和8年・上野動物園】をご覧下さい。
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