青山 近衛歩兵第四連隊大島隊/昭和17年 |
上の写真を見て伯父は
「お〜青山の部隊の時の写真だ!」
と申していましたが、これは青山にあった近衛歩兵第四連隊の兵舎の前での写真です。 |
また、
「これは中隊の門だな〜。アパートみたいになっていたからな〜」
「1班〜班分けになっていたな〜」
「そう!これは大島隊だよ」
と言っていましたが、昭和17年2月に、《シ隊》こと《四分一隊》に幹部候補生として入隊の後、階級が昇進すると同時に所属中隊も大島隊になったようです。 |
前列右から2番目に少し緊張気味の伯父が写っていますが、肩の階級章が、それまでの星★3つからライン1本になっていますので、《兵長》となったようです。 |
更に、
「僕の隣の隣は班長だよ!」
との申していました、この班長は伯父が軍隊に入隊した最初の四分一隊こと【7-3.昭和17年・学徒出陣】や【7-5.昭和17年・習志野練兵場】の写真にも、そして【7-6.昭和17年・酒保】にも写っているように、伯父がずいぶんと御世話になった班長です。 |
「古兵も多かったな〜。」
「ここの古兵は天皇陛下の宮城をお守りする兵隊で近衛兵と言ってな〜」
「一度兵役を終えて近衛師団を出て家に帰った後に、再び召集された人だよ。」
と言うように、良く見ると少し年長の方もいるのがわかります。 |
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