4-50.昭和8年頃・取手 ← ・ → |
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この写真については、さすがの伯父も正確な記憶がないようでしたが、昭和8年の写真と一緒でした。 「う〜ん・・・弟たちや、親戚の子供たちでもないな〜。 これは多分、中学校の頃に取手に行った時に、そこにいた子供を撮ったのではなかったかなぁ〜。う〜んそれ以上は思い出せないな〜」 とのことでしたが、昭和初期の関東近郊の子供達の様子を探る事ができる一枚です。 子供たちが川で釣りをしているところですが、着ているのはみんな着物で、一番右の子供はなんと素足です。 学帽らしきものを被っていますので小学生なのでしょう。 向こうにはボートも見えますが、着ているものから見ましてもやはり昭和初期のようです。 子供たちの表情もカメラ目線で不思議そうな顔をしていますが、カメラというものはあまり見たことがなかったのでしょうね。 竿を持っている大きい子と、右端の裸足の子は顔立ちが似ているので兄弟かも知れませんね。 なんとなく典型的な大将を中心とした昔の子供たちといった感じがします。
上の写真は上と一緒のネガで、上の写真の遠景と思われますが、大きな川がうねって長い橋が見えます。 取手の写真としますと、写っている川は利根川かもしれません。 |
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